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BOXMITH -きぞは工房ブログ-

きぞは工房代表「きぞはる」のブログ

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ボールホルダー その3~サイズ調整式をさらに改良~

きぞはるです。

可変式ボールホルダーをさらに改良しました。



爪が3本とも動くようになりました。
その結果、可動域が広がりました。(10→20mm)

この画像のホルダーは大体のトスボール(65~80mm)にジャストフィットできるように、62mm~82mmに調整できます。

 



画像の白いボールはサイズチェック用、62 / 82mmボールです。
左の列は最小サイズ、右の列は最大サイズです。

所管としては、ボールをきっちり包み込むツメの形になったため、ボールの飛び出しが今のところないです。
65~80mm、ロシアンでもシリコンでも、いい感触で包み込めます。

難点としては、組み立てが非常にめんどくさく難しいです。
この辺りを改良したいのと、強度については未知数なのでそのあたりも怖く感じます。




以上




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フラワースティック、意見フィードバック版

きぞはるです。

フラワースティックに少し意見をもらったので、少しばかり改良を加えました。


 

・シャフトを細く固く。
以前は家に転がっていたありあわせのパイプで作っていたので、パイプが太く柔らかかったため、一部技ができないとのことでした。
今回は、いま出回っているフラワースティック相当の、硬さと細さなので違和感はないかなと。


・ベルの形状をすっきりと。
前回はベルの金具の部分が外にはみ出ていましたが、折り返してすっきりとさせてみました。

あとはフサフサの部分ですが、前回は布を切ったものでしたが、今回はロープベースになっています。

水色のふさふさは長く作りすぎてしまい、絡んで邪魔でした。もう少し短く調整しないといけなさそうです。


ちなみにもう一つのフサフサです。


これは少し挑戦してみた形ですが、結果的によくなさそうな気がします。

理屈としましては、ふさふさの先端に重りをつけることによって、ふさふさ全体の量を減らせるのではないかというものです。
おしべとめしべのようで、フラワーの意匠ををなぞってる感じは好きなのですが。
重りが折り返すときにかなり衝撃が来ます。
重りだけゴムを使うとかすればましになるのだろうか。


今のところ、シャフトとベルの部分はもうほぼ決まりなのかなと思っています。
あとはフサフサをどうするかがこれからですかね。

以上

ハチリンホルダー・いっせい皿ホルダー・改良リングホルダーを作りました

きぞはるです。

ジャグリング道具ホルダー、新たにリクエストがあったので作ってみました。

ハチリンホルダー。



基本的に背中に装着するイメージです。
ノエルさんから頂いたレビューを要約すると。

・ハチリンとホルダーのフィット感は良好。
ノールック片手脱着、ハチリンがホルダーの中で暴れない、等、上々の仕上がりのようです。
ただしこれはノエルさんのハチリンのサイズを事前に聞いていたためです。
ハチリンは一体成型の薄いもの、2枚のリングをテープで固定した(持ち手が)厚いものとバリエーションが多いため、汎用的にどんなハチリンにも使える、となると難しそうです。

・服とホルダーのフィット感も良好。
ズボンやスカート等何種類か試したが、いろんな服に合うと言っていただけております。
ホルダーシリーズ全般の話になりますが。
服とホルダーのフィット感、いわゆるベルトクリップのフィット感は悩みに悩みぬき、多くの失敗を重ね今の形に落ち着いているので、これは本当にうれしかった。

ちなみに、少し前にtwitterで上げていたハチリンホルダーは、ハチリンを上方向に脱着するタイプでした。上記のレビューもそれに基づいております。
しかし、ハチリンを背中につけた場合、腕の動きの都合下向きに脱着したほうがスムーズではないのか?と指摘があり、上記拡大画像のハチリンホルダーはマイナーチェンジ版の下向き脱着のものとなっております。



いっせい皿ホルダー


こちらもリクエストがあったので作ってみました。

一番左がオーソドックスなシングル用。
中央が、デュアル用その①。上部のホールド力が弱く、特に使い道がないです、、、。
一番右が、デュアル用その②。いっせい皿が2枚ないので検証はしていませんが、その①の反省から少し改良。

全体的に言えることなんですが、ハンドスティックを装着させるのが難しい。
ハンドスティックは人によって使っている太さが全然違うので、それこそ可変機構やらバネやら特殊な機構が必要になってきそうです。



最後に、改良リングホルダー。




以前のリングホルダーのフィードバックを得て、新作しました。

リングホルダーで言われたフィードバックは、9リングに挑戦するときに、右手4枚左手3枚、腰の左右に1枚ずつでスタートできればと聞きました。

右のフック型のものは、それを素直に反映させて、コンパクトにリサイズしたものです。
左のものは、引っ張るだけで外れることを念頭に置いた新型です。

左のものは、外れにくさと外れやすさの塩梅が非常に難しかったです。詳細な検証はこれからですが。
また、ウィンドストリームリング(画像のリング)と致命的なまでに相性が悪いです。
外すときに、小さな穴にはまります。




以上





ボールホルダー その2~サイズ調整式~

きぞはるです。

前回のボールホルダーは70mm用でした。



これは僕の主力の70mmシリコンボール用だったからです。

樹脂の弾力に頼ってホールドしているので、爪の角度や曲線がメチャクチャ難しいです。
角度、分厚さ、カーブの度合いetc.いろいろなパラメータを手探りで探って、軽く10パターン以上は試作しています。

ある程度の勘所はつかめたので、サイズの水平展開を行ってみました。



65 / 75 / 80 /100mm用です。

正直な所ボールには若干疎いのでよく使われているサイズが分からないので当てずっぽうで展開したのは否めませんが。
ちなみに、ベルトクリップを下側にも設けてみました。どっちが使いやすいのか見極めたいなと。恐らくどちらかが消えます。

ちなみに100mmようだとこんな感じです。

クリスタルは摩擦も少なく、少しでも動いたら滑り落ちそうです。爪を専用に強化しないといけなさそうです。


リジットボールだとこんな感じです。こちらは摩擦があるから幾分マシなホールド力ですが、やはり爪を専用に強化する必要がありそうです。

とまぁ、いろいろ作ってみたところで。当然めんどくさいわけです。
・端数寸法のボールも多い。
・材質による滑り具合
・重さ(ロシアンとシリコン・クリスタルなら倍以上違う)
ざっと、書き出しただけでもこのくらいですかね。

なので当然サイズ調整できるようにしようと行きつきます。

そして作ったサイズ調整可能な、可変式ボールホルダーです。



3Dプリンターの制約を潜り抜け強度を気にしつつこのサイズに落とし込むのはは中々骨が折れました。

これが初印刷なので細かい所汚いですし、完成物を見ると手直ししたい箇所も散らばってはいますが。

この写真のものは、64~73mm用です。
ワンサイズ大きな、73~82mm用も作れば、この2種類で大体のトス用のボールを装着できるのかなと。

ボールいっぱい持ってないから本当にどのサイズでもいい感じになるのかはわかりませんがね、、、、、、、、。

前半のサイズ固定式だと、ボールの種類によっていい塩梅が難しいんですけど、サイズ可変式ならこの辺りを調整できるのがいい感じです。

可変式ボールホルダーは久しぶりに歯ごたえのある物作りだったので、達成感で満たされました。

以上


クラブホルダー・リングホルダー作りました

きぞはるです。

CAD作業が好きで、最近はいろいろ描いていました。

その結果クラブホルダーが完成しました。




クラブホルダーは3Dプリンターの印刷の制約がなかなか潜り抜けられず、難産でした。
めちゃくちゃ悩んでこの形に辿り着きましたが、結果的にいいパチッと感で取り付けられ、気に入っています。



これは全然使い物にならなかった初代クラブホルダー。



また、リングホルダーのリクエストがあったため、リングホルダーも作りました。




これが最初に作ったリングホルダー。

この形だと、リングを収納するときに奥のリングが邪魔になるから角度がダメだと思い、、、。

次が2代目リングホルダー。

先述の身に着けていたのがこの2代目です。今のところこれが一番よさそう。

最後に、派生形の2.1代目リングホルダー。

これは角度が甘くもう一つな感じでした。



テスト印刷したやつは声掛けてくれたらプレゼントしますので。

以上

フラワースティック作ります

きぞはるです。

ふとしたキッカケで、最近フラワースティックの製作に真剣に取り組んでいました。
ひとまず最初の試作品が完成したので報告いたします。



今のところのコンセプトは、天然素材を使わないことです。
個体ごとの重量や色味を均一にして、個体差を無くすことを目指しています。
第一試作なのでここからどんどん形状も思想も変わっていくかもしれませんが。




ベル周りは布で作っています。
皮だとどうしても重さにブレが出てしまうので。
布にしたことで、色を変えられたりデザインを付けられる可能性も出てきました。
着物+花柄のフラワーとか見てみたいなと思ったり。



ベルの構造はネジで取り外しができるようになっています。
ただ、これは試作効率を上げる為のものですので将来的には無くなる気がしています。


棒部分に関しては有り合わせです。
まずはベル周りの構造をある程度作りこんでから棒部分を考えていこうと思っています。
棒の部分は形状・サイズの選択肢があまりないからです。
重量もだいぶん軽いので将来的に調整します。

耐久性については未知数です。
布の耐久性を考えたことがないので見当もついていないです。


道具の説明は以上です。
少し時間に余裕があるので、良いフラワースティックが作れたらなあと思っています。

JJFなどのイベントには極力持っていきますので、触ってご意見を頂けるとありがたいです。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら是非御協力下さい。

よろしくお願い致します。

以上

ボールホルダー

きぞはるです。

以前のシガーボックスホルダーに続き、ボールホルダーを作ってみました。
正直な所これといった特筆事項はありません。
腰にボールをつけられるだけ。





画像が全てです。他意はありません。
ちなみにボールも自分で作ってます。他意はありません。それだけです。ホント。



これも作ってみたかったから作った!といった所だけなんですが、万が一興味があれば作りますので使ってください。

以上

シガーボックスホルダー

きぞはるです。

※2018/9/14画像と動画を追加しました。

皆さんは、JJFやWJDでシガーボックスを持って他のフロアに行くのは正直めんどくさい、そう思ったことはありませんか???
シガーボックスを今よりもっとオシャレに!手軽に!快適に!持ち運びたくはありませんか???
ルーティン中、脇に挟んで演技するのは、脈が止まり手が冷えてこまったりしませんか???

そこで今回提案するのがこのシガーボックスホルダー!!!






https://youtu.be/DtnW-VNaRnk


構想になんと4年(何となく作ろうと思いつつ放置)!製作ミスをすること2回!三度目の正直でまさかの可動部搭載!これが新時代のオシャレアイテム、シガーボックス大会2019でも流行間違いなし!

以上です。


さて。これは腰あたりに着ける想定で作っています。
さしあたっては、ルーティン中の4箱目を身に着けることができるくらいの形ですね。

形を工夫すれば鞄のベルトなどにつけることもできて、それをすれば持ち運びは多少便利になるのかな?と。カバンの中で体積も取らないし。

サイドシート貼った方が固定がよくなりそうですね。

まぁ、今回は特に自己満足の感が強いです。
別段これ以上作るこむ予定もないし、そもそもこれ以上つくらない(笑)

万が一使いたい人がいたら連絡下さい(笑)


以上




薄ぷらきぞはこ・大ぷらきぞはこ

ぷらきぞはこシリーズのサイズ違いを新たにリリースさせて頂きます。

今回のテーマは「薄い」と「大きい」です。


【薄ぷらきぞはこ】
薄ぷらきぞはこ 180×120×57mm 225g
ぷらきぞはこ180×120×60mm235g


薄いシガーボックスについては、実は2年ほど前から動いていました。
最初に3種類のサイズ、55 / 50 / 45 mmを製作して感想を聞いてみました。

55mm:持ちやすさは大きく上がるがバランス技の難易度も少し上昇。
45mm:バランス技の難易度がかなり上昇。修行用としてなら欲しい。

結果として、この時は55mmでも若干薄すぎたかな、といった感想でした。

その後、60~55mmの間のサイズで一度作ろうと思い、薄さに重きを置いて中間の57mmを製作しました。
丁度5%ダウンというキリの良さも手伝いましたが。



57mmの感想としては、バランス技の難易度上昇は気にはならない程度に収まっているようです。
持ちやすさについては、女性を中心に手の小さい人から好評でした。

個人的には、これを使えば手が大きくなくても片手2箱持ちの技ができるので、技の発展に寄与できればいいなと思っています。


薄ぷらきぞはこ製品ページ





【大ぷらきぞはこ】
大ぷらきぞはこ 195×130×60mm 235g
ぷらきぞはこ180×120×60mm235g


大きいぷらきぞはこには元々積極的に考えていませんでした。
というのも、取り回しが悪いものを作る必要がないと考えていたためです。

しかし、4シガー以内の技を中心にする人、3シガーにこだわりのある人から、見栄えのする大きいサイズが欲しいという意見がいくつかあったので試作することにしました。

試作は2種類製作しました。
195×130×60mmと、もう一回り大きい210×140×60mmです。
結果としては、誰に聞いても210×140×60mmは大きすぎるとのことでした。
195×130×60mmは体の大きい人中心に好評なサイズ感で、正式採用と相成りました。



重さに関しては板の組み方を工夫し、今までのデータを基に一番壊れない箇所を薄くすることで大きくなった重量を相殺。
結果的に、ぷらきぞはこと同じ重さになりました。

大ぷらきぞはこは、体格が大きい、パフォーマンス映えさせたい、といった方々に愛用して頂ければと思います。


大ぷらきぞはこ製品ページ





今回の2サイズ追加で一通りのサイズ・重量が出揃いました。
シガーボックスジャグラーの方へ向けて、同じ使用感で自分に合ったサイズ・重量を探して頂けるようになったかと思います。

同じ使用感 = 同じブランド、ということに重きを置いて活動しておりましたので、また一歩前進することができました。

また、今回の大ぷらきぞはこの板の組み方に大きな問題が無いことを見届けられたら、耐久調整バージョンのぷらきぞはこの製作にも拍車がかかることかと思います。

御協力頂いたテスターの方々、応援して頂いたユーザーの方々、本当にありがとうございます。

まだまだシガーボックスを発展させていきたく思います。
今後とも、御協力よろしくお願い致します。

以上

シェイカーカップ試作ver.1の完成

きぞはるです。

シェイカーカップ試作品ver1がとりあえず完成しました。

関西シェイカーカップ練習会が開催されるので、最低限手にもてる形にすることを目標に突貫で作りました。粗も多くまだ本完成ではありません。
※再三の注意ポイントですが、型を作るための原型なので強度はありません。多少は試行錯誤したので、WJDの時よりはましな強度だと祈ってはいますが。




以前の記事からの流用ですが。
試作品ver1の方針→設計
【検討優先度:高】
◎ 「グラビティシェイカーカップ」の約90%程度のサイズ→約90%で製作しました。ひとまずこれで様子見。
◎ 重ねた時のガタは極力少なく→極力少なくなるように考慮。
◎ ボディ形状は緩やかに細い? ( 試作品ver1で結論を出す )→設計図を描いている途中でこの形状のデメリットに気づきました。緩やかに細い形状を目指すと、上記「重ねた時のガタは極力少なく」に対してガタがかなり出てしまう。また、下記「シェイカーの出代の長さ」が極端に長くなってしまう。この2要素から、製作するまでもなく、結局従来のストレート型に落ち着きました。
【検討優先度:低】
◎ 表面はツルツル→今回は反映不可能。
◎ グリップ用の溝→今回は未検討。
◎ シェイカーの出代の長さ→「グラビティシェイカーカップ」と同等の20mm程度で設計。

【追加検討要素】
(WJDで確認し忘れていました。)
◎ 重量→ヤモトさんに聞いたら160g,170g,180gを試してみたいとのこと。まずは160g狙いにする。例によって重くするのは簡単なので軽いほうでまず試作です。
※このブログを書いている時点ではまだ重りが作れていないので詳細重量は出ていません。


今回は以上の中間報告までです。
僕の中で詰めるべき要素がまだまだ残っているので、今しばらくお待ちください。
現状は週末の関西シェイカーカップ練習会に向けて、数を増やすために製作を急いでいるものの、都度細かな修正を加えて少しずつブラッシュアップを進めています。

以上