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BOXMITH -きぞは工房ブログ-

きぞは工房代表「きぞはる」のブログ

ジャグリングRTAってなに? -JJFで開催するに至った経緯-

きぞはるです。


皆様はRTAという競技をご存知でしょうか。

Real Time Attackの頭文字を取ってRTA。
意味は読んで字のごとくタイムアタックの事でありテレビゲームの用語です。

で、これをジャグリングの競技にしたら面白いんじゃないかと思って色々していたらJJFでイベントとして開催することになっちゃいました。

・JJF RTA

・JJFスタッフリスト


今回はJJFでジャグリングRTAシガーボックス編を開催するに至った経緯と、僕の考えについて書きたいと思います。


RTAを知ったきっかけは友人の紹介でした。
ゲームをいかに速い時間でクリアできるかを競う競技なんですが、これが派手さと特異さに満ちていて面白いんです。

同じゲームであってもクリア方法によって部門が分かれており、ゲーム内の収集物を全て集めてクリアする部門から、バグ技を使ってもいいのでとにかく速くクリアする部門まで様々。プレー中も予定通りとは行かず、ハプニングやミスをアドリブでねじ伏せる場面もあれば、タイム短縮のためにリスキーなプレーをとる事もあります。そして、これらの要素を実現するためにRTAプレーヤーは日夜ゲームを研究して腕を磨いています。全てはタイムを短縮するために、です。


そんなRTAの世界に興味を惹かれて動画を何本か見ているうちに、ふと「ジャグリングでもRTAができるのでは」と思うようになりました。シガーボックスパーフェクトガイドやボールジャグリング入門(共に株式会社ナランハ様発行)の技を通しでプレーして全ての技を成功するまでの時間を競うとか。その場合の最速タイムがどれくらいになるのかとか、いろいろ興味が湧いてきました。

競技の特徴としても面白いと思います。
時間を競う点はもちろん、技の精度に加えて技同士の繋ぎ方を考える楽しさが出てきます。ある技でミスをしても、自分の得意な技をミスなく素早く決められれば最終的なタイムで勝てる可能性が出てくるのも面白いです。


ここまで考えてみて結構イケるのではと思いましたが、しかし。残念ながら僕にはそのルールをクリアするだけの技量はありません。誰かに挑戦をお願いするにしては技のボリュームが長大すぎて依頼もしづらいです。
やる人がいない、という理由でジャグリングRTAは実現する機会を失っていました。


そのまま時は流れてWJD in OSAKA 2019。ここで転機が来ました。
はなぽん氏と雑談をする機会があり、たまたまジャグリングRTAの話を出したところ強く興味を持ってもらえたのです。

結果、なんとJJFでやってみようということになりました。
まさかこのような大きな舞台で初お披露目をすることになるとは。
しかし、素直に喜びたい反面、周りのジャグラーが参加してくれるかが不安になりました。

ゲームのRTAをそのままジャグリングに当てはめた場合、事前に通しで行う技リストを用意・公開して練習してきてもらう必要がありますが、これで本当に人が集まるのか?更には時間の計測方法を始めとした運営方法を考えると、元のRTAのまま持ってくるのは今はまだ無謀だとの考えに至りました。
そこで、JJFでは飛び入り参加でも十分に楽しめるレクリエーションになるように致しました。

やる技は当日にくじ引きで決定して1回に通す技数も数個に絞り、当日に見にきてもらえた人でも飛び入り参加できるような形式に変更。今回シガーボックス編とさせて頂いたのも、時間の計測タイミングや使う技の裁定を考えると他の道具の手が回らないと考えたためです。

時間計測タイミングの決定経緯を話すと、計測区間を「シガーボックスを床から離した瞬間 〜 全ての技を成功して床につける瞬間まで」としたのは周りから見ても開始と終了タイミングが明示的になるようにしたかったからです。
最後の技が終わった瞬間としてしまうと、技の終わりが不明瞭なバランス系の技やキャッチが怪しい場合の終わりはどこか、といった具合にタイミングが分かりにくくなる可能性があります。なので明示的に開始と終了タイミングが分かりやすくなるように設定しました。
このルールにする事で動画撮影後に別途タイムを測ったり、将来的には動画とタイムをSNSにあげて競い合っても解釈がブレないので揉める心配も無くせると考えています。


こんな感じで1つずつルールを決めて行き、ジャグリングRTAシガーボックス編は完成しました。
まずは今回のイベントを成功させたいです。ゆくゆくは他の道具での実施や、より多くの技を通しでやるRTAがやられるようになれば嬉しく思います。
あと、個人的な願望としては、ノーマル部門に普段他の道具がメインだけどシガーボックスの技ができる人が出てきて活躍するところとか、ハード部門でめっちゃシガーボックを上手い人が一心不乱に中抜きをやるところとかがみたいですね。色んな人の新しい一面が見えて楽しい光景になれば嬉しいです。

観戦でも参加でも構いません。
ジャグリングRTAをよろしくお願い致します。


以上
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