きぞはるです。
正ぷらきぞはこ(まさぷらきぞはこ)のリリースを開始させて頂きました。
商品ページはコチラ
https://www.boxmith.com/shop/series/zrycxnbztu/一区切りついたので最後に私の思いを綴らせて頂きます。
一番言いたい事は、"正ぷらきぞはこ"は初心者から上級者まで広くメリットのある新しい道具だということです。
正ぷらきぞはこを見て、新しすぎる、難しそう、今までのシガーボックスの流れに沿っていない、等と思われている方がいらっしゃると思います。
実際、その意見は正しいです。私自身、シガーボックスを作ったつもりが異質な道具が出来てしまったと感じています。
一度頭をリセットして考えて頂きたいことがあります。
例えば、ジャグリング道具として楕円形のリングがあったとしましょう。
これで技をするとなるとトスやバランスで方向の制限を受けることになります。
それに対して、正円のリングはどうでしょうか。
方向の制限が無くなり技の自由度は上がるはずです。
楕円形を生かした技も存在するでしょうが、正円の自由度には敵わないのではないかと思います。
その上で今一度長方形であるシガーボックスという道具を考えたときに、正方形の方が出来ることが多くなるのではないかと考えたのです。
長方形のシガーボックスが主流であるのはあくまで先に長方形である葉巻の空き箱が始祖にいるからであって、ボックスジャグリングの可能性ということを考えれば正方形の方が向いていると私は考えます。
正方形のメリットとしては以下が挙げられます。
・回転制御が容易に。トス時もキャッチ時も満遍なく容易になります。
・挟みミスの消失。挟んだ時の方向違いが無くなります。
・挟めるタイミングが90°毎に訪れるので、タイミングの取り方に余裕ができます。
・斜めにしても対称性が保たれる。見た目の良さが担保され、マニピュレーションの幅が広がります。
・斜めを基本にした持ち方が出来る。L字やM字など。新しい持ち方を基本とした新しい技が生まれる可能性がある。
これらの特徴は、初心者に対して利点となるものから、中上級者の選択肢を広げるものまで様々です。
ここまで書いておいて何ですが、このブログを書くこと自体非常に迷っていました。
捉え方によってはシガーボックスという道具に対する否定であり、シガーボックスジャグリングに関わっている方々や歴史の否定にすらなりかねないからです。
しかし、私はジャグリング道具を作っている人間として、道具を変えることで楽に出来ることは積極的にやるべきだと考えています。
正方形にしたことで基礎技術の効率が上がり、より凄い技が楽に出来るのであれば優先すべきです。
結果的にJJFCSなどのジャグリングを総合的に競う場でボックスジャグリングの活躍する機会が増えれば幸いです。
正方形ボックス、"正ぷらきぞはこ"をよろしくお願い致します。
以上
P.S.
"正ぷらきぞはこ 小"をボールジャグリングの技術で扱うボーラー。
"正ぷらきぞはこ 大"をコンタクトジャグリングの技術で扱うコンタクトジャグラー。
が見れたら嬉しいのでよろしく!