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BOXMITH -きぞは工房ブログ-

きぞは工房代表「きぞはる」のブログ

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デビルスティックが良い感じになりつつあります

きぞはるです。
最近デビルスティックを製作しているのですが、かなり良い仕上がりになってきています。
どんな性能なのか、現段階の情報をまとめてみたいと思います。



これがきぞは工房製デビルスティックです。
物作り系デビルスティッカーのHYSさん(@ShowAndHey)と共同で開発を進めています。

最大の特徴は、長さに比べて動きが遅いことです。
具体例を上げると、65cmの一般サイズ程度ながら75cmのロングデビルの動きの遅さを再現できる、かもしれないといった感じです。

開発の発端は、トリプルアイドリングの敷居を下げたいと思ったことです。
私の主観では、トリプルアイドリングが組み込まれたルーティンを見たことがありません。
ルーティンに組み込めるほどの安定性が無いからだと推測しています。

アイドリングの安定性・やりやすさとは何か。
この概念を道具視点で考えて試行錯誤しているのが今の状態です。


現時点で見据えている方向性は以下の3点です。

■ゆっくり動く
操作を楽にするため

■長くしない
技の自由度を狭めないため

■軽い
腕への負担軽減により、練習時間の延長、肉体故障の低減

さらに、カスタム性を盛り込みたいと考えています。
試作品ではスティックの両端の重りを交換できるようになっています。
重さを変えると動く速さ・全重量を変化させられるので、より好みの感覚でプレー出来るはずです。


試作品をテストプレーしてもらった感想では、長さはそのままに動きが緩やかな点に好評を頂いています。
トリプルアイドリングを目指さなくても、気に入る人は必ずいる道具に仕上がりそうです。

暫くは集中して製作していくので、応援頂ければ幸いです。

以上

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発光デビルスティックを作りました

きぞはるです。

3年越しほどの願いと努力がかない、やっと”デビルスティックの形”をした、発光デビルスティックを作ることに成功しました。








なんといっても最大のポイントはちゃんと”デビルスティックの形”をしていることです。
(光るデビルスティックはパイプ形状のものばっかりだそうです。数年前に聞いた話ですが。)

また、プログラミングで音に合わせて光らせることも可能になっています。


僕が作った発光シガーボックスは、LEC(=Light Emitting Cigar box)と呼ばせていただいています。
今回作った発光デビルスティックは、LED(=Light Emitting Devil stick)になるのが個人的にポイント高いです。まぁ、ややこしいのでさすがにLEDsとかにすべきなんでしょうね。


今回のものは初製作のため、組み立ててみないとわからなかった問題点探し用途、といったところではあります。実際に組み立ててみて、初めて分かった点はあるので何点かは設計変更の必要はありそうです。
光り方も粒が大きく、どこにLEDが入っているのか目立ってしまっているため、もう少し光を慣らす必要も感じています。
ただ、強度がわからないものの、全体的に致命的な問題はなさそうなので、作ればきちんと完成しそうだなという感じではあります。

ちなみに左下が光っていないのは、LEDの個数が不足しているためです。もう2か所ほど点灯する予定でした。台風の影響で部品がすぐに手に入らないため、困っています。
台風の影響で部品が手に入っていないという意味では、内蔵のバッテリーも手元にないので、今はまだ外部電源でしか光らせることができません。



非常に違いが分かりにくいですが、こちらは中に何の仕組みも入っていない通常のデビルスティック。(色が透明と白で若干違います。)

今回の一連のデビルスティックは3Dプリンターで作っています。
発光デビルスティックに先立ち、まずデビルスティック自体を作ったものが上記画像のものです。

僕はデビルスティックができないので、これがいいのか悪いのか、どれくらい強度が低いのか、というのは全くわかっていませんが。

ちなみに、過去に作ったデビルスティック用発光ハンドスティックの画像も併せて貼りたいけど見つからない、、。




3年ほど前の話ですが。光るデビルスティックはパイプを改造したものしかなく、テーパー状のものが存在しないと聞きずっと心に引っかかっていました。

テーパーがきちんとある光るデビルスティックを作りたいという野望はずっとありました。
実を言うと、過去に作った木製のデビルスティック。
これも、光るデビルスティックを作るためにまずは、普通のデビルを自分で作れるようになる。作れるようになったら、それをベースに改造するという計画がありました。それは頓挫してしまいましたが。
実現させてみたかった夢ではあるので、今回再チャレンジを行ってみました。



以上

きぞは工房製「デビルスティック」

きぞはるです。

苦節2年半、いよいよ夢が叶いました、自作デビルスティックの完成です!
家でデビルスティックを削って作れたら絶対おもしろかっこいいよなと思い、考え続けてやっと出来ました。




とはいえ作ることが目標だったってのもあり、性能に関して余り深くは考えていません、、、。
まぁ、初めて作った一本ですし。

特徴としては、
①木は密度が場所によって均一でないので、重心が中心に来ないリスク→繊維版を使って回避しよう。
②強度はどうする?→男の子大好きファイバーパイプを通して、強度を稼ごう。



というのが、主なコンセプトですかね~。

上記も机上の空論ではあるのでまだ何とも言えないのですが、、、。



で、デビラー20人くらいに触ってもらった結果を要約すると。

可もなく不可もなく。
特徴が無い。
といった所ですね。

まぁ、初めて作ってプラスマイナス0なら上等かな、と思ってます。
逆に、明確な改善点がないのも事実、、、。

ちなみに、反省点は。
①真円じゃない→鉛筆と同じ構造なので、接着剤が入ってる方向は削れが良くなかった。接着剤の見直し。
②削り込みが不足していた。→削る手順の検討が甘く、予定より結構重くなってしまいましたね。(設計220g~240g実際267g)
③摩擦がやや弱い→塗装をやめて、シートに変えてみる。(グリップテープ巻く人には関係ないけども)

今回作ってみて気付いた反省点・改良点・一部指摘があった所を踏まえて、再製作するのが楽しみです!

どうせ僕が作るんだし、サイズ特注可能な未来も若干あります。
というより、いろんな人から話を聞いてサイズを最適化したい。


ちなみに、ハンドスティックも作ったんです。

ハンドスティックは基本的に摩擦が強ければいいのかな
 →だったらゴムを厚くしたら、摩擦力が上がるでしょ
  →というわけでゴムの厚み違いで2種類4本作ってみました。
まぁ、明確にこれいいなって感じは無かったので、市販品で良いのかな。
そもそもこれ1本5000円かかったし、1本1時間かかったしで、もう二度とやりたくない、、、。

以上