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BOXMITH -きぞは工房ブログ-

きぞは工房代表「きぞはる」のブログ

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依頼品~正方形シガーボックス~

むつごろう雑技団:ライカさんから、
正方形のシガーボックスが欲しいと依頼があったので、
きぞはこをベースに製作しました。

サイズは150×150×60(mm)
サイズを変えた以外は特にいじっていません。

※右は普通サイズ180×120×60(mm)

正方形きぞはこでどのような技・演出が出てくるかは楽しみです。
サイドシート4面貼りor2面貼りのどちらで運用されるかも気になる所です。

他にもサイズ変更や、特殊なシガーの要望あれば相談下さい。

以上
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第5世代きぞはこ

以前なかなか評判を頂いた記事の結論シガー、
第5世代きぞはこの紹介記事です。

 
過去記事:シガーボックスを道具として発展させたい

※しばらく練習会には持参します。
 鞄から出して置いておくので、
 私に黙って勝手に触っていただいて結構です。
 積極的に、触ってください。
 そして、いい意見も悪い意見もください。
 それらを集めて、第5.1世代に反映させていただければなと思っています。


まず、過去記事で書いた、
メインコンセプトに関してです。
a)技の安定度が増す、より難しい技が可能になる。
 シガーの前後の幅を太くすることにより、
 安定度をアップさせる(机上論)
b)持ちやすい、使いやすい。
 幅が太くなると当然持ちにくくなる。
 よって、中央部分をへこませている
 +テーパー部分に指が引っかかる
 これらにより、持ちやすさも追求。(机上論)

写真の透明シガーは自作プラシガーver1です。
サイズはヘンリース相当の、180×120×60mmです。
それに対して、
第5世代きぞはこは、165×120×75×45(凹み部)mmです
※奥行60→75mmに関しては、
 B面板部は60mm据え置き、
 C面板部だけを75mmにするのが、
 一番持ちやすそうに思ったが、
 あまり格好良く無ないと思ったので、
 今回の形に落ち着けてみました。

   

サイズ変更について考察
横幅:180→165mm
   横幅は小さくするほど、
   縦のバランス技の安定感が上がるだろうと思い、
   小さくしました。
   寸法の根拠はというと、
   高さ120mmに対して、美しく見える比率の一つ、
   白銀比を当てはめると、169mmになります。
   あとは、サイドシートやエッジテープの厚みが加わることも考えつつ、
   キリがいい165mmとしました。
高さ:120→120mm
   高さに関しては変更していません。
   安定感等にさほど影響を与える部分ではないかなと思いました。
   (高さや奥行のほうが、安定感への影響力が高そうだった。)
奥行:60→75
   もっとも、安定感への影響を与えそうな寸法ですね。
   試作ということで、思い切って大き目(25%up)にしてみました。
   一応、構想段階では80~65mmの間で悩んでました。
   この辺りは、第5世代を触ったシガラーの意見を聞いて、
   第5.1世代に反映します。
凹み部:(60→)45mm
   シガーが太くなった分、持ちにくくなるだろうとは思っていました。
   ので、ここは思い切って前より薄くしてみました。

  

今の時点では、
以下、サブコンセプトまでは考えてません。
c)持ちやすいので、従来より重くても平気
   →バランス技の安定向上
d)持ちやすいので、従来より重くても平気
   →重くできる分、より耐久力を増すことが出来る。

この辺りは、第5世代を多くのシガラーに触ってもらって、
最適な形・サイズ・重さをまとめ、
それをフィードバックして第5.1世代(仮称)とするときに、
考えます。


今回の第5世代は、
ホームセンターの工作室で、
部品切って作りましたが、
なかなか時間もかかり、
精度も出ないので、
汚い仕上がりです。
そこらへんは試作機と割り切りましたが。

僕が思ってる形・仕上がり度にするには、
電動工具買い足さないといけないです。
(時間がかかるのに違いはないですが)

この第5世代は、
寸法の追求、
重さの追求、
頑丈な構造の追求、
制作方法の追求、
と、まだまだ課題は多いので、
いじりがいは高そうです。


以上

シガーボックスを道具として発展させたい

長いので、まず最初に結論を。

シガーボックスも他のジャグリング道具のように、
性能を追求して発展しても良いのではないだろうか。
今まで対して代わり映えのしなかったシガーボックスが、
道具として発展すれば、それだけで、
他道具に対する優位点を(一時的かもしれないが)捻出できるのではないだろうか。
ということで、私は新しい形のシガーを作ってみます。

今回は私のシガーに対する主観的な気持ちを書き綴っています。
考えに対して、どんどん批判して下さい。
こういう要素も盛り込めよと、どんどん助言下さい。

↓以下本文↓

私が自作シガーを作るに当たり、
ずっと考えていた事が有る。

それは、世の中に出回っているシガーの形・サイズ(大体18cm×12cm×6cm)にこだわらずに、
より扱いやすいシガーボックスを作れないかと。

1)扱いやすいシガーボックスを開発することによる、
  道具面からの技術向上へのアプローチを考えていた。

元々、結婚式の余興の為にシガーを始めたことから、
私のシガーボックスジャグリングに対する考えも、
対ジャグラーに見せる為の技術重視より、
対一般人に見せる為のパフォーマンス重視と考えていたので、
シガーボックスの形やサイズは、
現在の物に合わせる必要は特に感じていなかった。
(一般人なら、そのシガー変な形!とか思うこともないだろう、と)

しかし、ジャグリングを初めて半年後、
2014年のWJD in大阪で、
初めて他のジャグラーに出会った事により、
一旦、考えを改めることになった。

インターネットでシガーボックスを調べる限りは、
多くのシガラーが自作している、
と聞き及んでいたので、
さぞ、いろんなバリエーションがあるのだろうと思っていたのだが、
ほとんどの人が既製品のシガーを使っていた。
百聞は一見にしかずを素で感じた。

世のシガラーが、同じ様な道具で切磋琢磨してるのに、
自分だけ違う道具を使うのはなんだかなぁ、と感じた。

2)既製品とあまりに異なるシガーを作ることは、
  邪道なのかなと感じた。

一旦、使いやすさへの挑戦の気持ちは潰え、
自作シガーに耐久性を求める日々が続いた。
そして、最近よく製作依頼を頂いている、
第4世代シリーズも順調に壊れていない様で、
ひとまず耐久性の追求には目途をつけようと考えている。
(といっても、耐久性追求の為の案はまだ持っているので、
 少しずつテストは重ね、更に耐久性を追い求めます。)

第4世代はゴムが付いた、変なシガーにも関らず、
案外評判が良く、順調にきぞはこユーザーが増えて来ており、
もう少しいろいろチャレンジしてみようと思った。
(一般に、調子に乗ってる、という)
時を同じくして、女性の方から、
持ちやすくならないんですかねぇ、と、
ニーズを聞いたことも50%くらい動機ですが。

3)調子にのって、改めて、
  現在のシガーにとらわれない、
  使いやすいシガーを作ろうと決心した。

ずっと使いやすいシガーとはどんなものかと考えていたので、
まずどんなものを作るか、大雑把なイメージは持っていた。
しかし、机上論でしかないので、今試作に取り掛かっています。

メインコンセプトは、
a)技の安定度が増す、より難しい技が可能になる
b)持ちやすい、使いやすい

更にメインコンセプトのb)持ちやすいから派生した、
サブコンセプトは、
c)持ちやすいので、従来より重くても平気
   →バランス技の安定向上
d)持ちやすいので、従来より重くても平気
   →重くできる分、より耐久力を増すことが出来る。

※ただし、今は全て机上論。どう転ぶか分かりません。
 黒歴史になる可能性も、、、。
しかし、一度作ってみない事には、どうなるか分かりませんし、
少しでもよい感触が得られれば、改良を加えて、
モノにできたらなと思います。

というわけで、道具としてのシガーボックスの発展を祈って、
新しい事に挑戦してみたいと思います。

この新しいシガーがシガー界に受け入れられるのかはわかりません。
受け入れられて、このシガーが広まればそれは凄く嬉しいです。
正直、一発ネタで終わって、今までと同じ形・同じサイズのシガーが、
使われていくんだろうと思います。

(まぁ、そこはテスターの人たちがいい結果をだしてくれれば可能性は、、、。)

少なくとも、道具としてのシガーが発展するきっかけにでも、
なってくれればなぁと、夢を見ている次第です。



↓おまけコラム↓
ボールはいろんなサイズ・種類があるから、
手のサイズや見せる技の種類によって、
サイズ・種類をチョイスできる。

ディアもざまざまな種類や機能があるから、
チョイスのやりがいがある。

他のメジャー寄りの道具は何かしら、
チョイスできる要素があるなと。

でも、シガーは種類が少ない。
プラorウッディの2択くらいしか選ぶ要素が無い。
耐久性を取るか、精度をとるか、といった
消極的な(消去法に近いような)選択だけなんじゃないかと感じています。

ボーラーはビーンバックとロシアンの2種類を持って、
シーケンスによって使い分けたりしますよね?
シガラーだって、重いシガーと軽いシガーを持ち込んで、
挟み込む系、ハイトス系は軽いシガーでぶん回す、
バランスやスイングは重いシガーで安定させる、
みたいに使い分けたらいいのにとは思っています。
しかし、使い分けるだけの種類がない。
(まぁ、需要と供給のバランスはあるので、
 メーカーが作らないのは納得できますが。)


以上

静音シガーボックスを目指して~1回目のテスト概要

シガーボックスの練習をすると、
どうしてもうるさくなりがちで、
 私含め夜しか練習出来ない社会人勢は練習時間が限られると感じています。

そこで、前々から静かなシガーボックスを自作出来ないかなと思ってはいたので、
いろいろ検討していこうと思います。

静音シガーボックスの目標は、
ボールを地面に落とした時と同じ程度の騒音に抑えること。
(私が持ってるボールがロシアンなので、ロシアンと比較。)

1回目のテスト
内容)
通常のシガーと、静音改造を施したシガーを作り、
落とした時の騒音値の違いを比較、検証する。
手順)
深夜の騒音の無い公園で、10回~100回程度、
頭くらいの高さからシガーをゆっくり回転させて落し、
スマホの騒音計アプリで騒音値を計測。

実験道具)
1)第3.5世代シガーボックス・・・騒音値の基準
 普通のシガーボックス
 

2)外クッション付シガーボックス・・・静音改造品
 木と床の衝突で発生する騒音値を検証する。
 (100円均一のパズルマットを外側に貼り付けた状態で、
 通常の180×120×60mmの寸法を満たすように、
 木の部分が小さめに作られている。)
 ※本来は、自宅内練習用に作ったシガーです。
 

3)内クッション付(=内部制振材貼付け)シガーボックス・・・静音改造品
 木が床と衝突した時の木の振動を減らし、騒音値を検証する。
 (第3.5世代シガーボックスの内部に、
  制振材として100円均一のパズルマット貼り付け。)
 

4)吸音材入りシガーボックス・・・静音改造品
 シガー内部の反響音が吸音材にどのくらい吸収されるか検証する。
 (第3.5世代シガー内部に吸音材として、
  メラミンスポンジを封入)
 
 このもこもこの状態から、がんばって圧縮してふたしめてます。

5)A面穴あきシガーボックス・・・静音改造品
 仮説ですが、
 音が発生した時に、
 A面の穴から空気が逃げ(中にこもって振動を続けない)
→板の振動が減少する
→反響音が減る
 ということが、実際に起きるのか検証する。
 (A面に穴を複数明けている)
 
 
6)内部補強入りシガーボックス・・・静音改造品
 内部にC面と同じ寸法の板を2枚入れ、
 箱をより堅牢な剛体とし、
 反響音を検証する。 
 

結果はテスト後にまとめます。

他にも静音改造のアイデアあれば、
お待ちしています。

以上

基礎練習用シガーボックス(重いだけ)

基礎力を高めるために、重ためのシガーボックスを作ろうと思って作りました。
 
何のことはない、中に空間が無い中実のシガーボックスです。

60mmの手ごろな木の板があればよかったのですが、
切り売りサイトには無かったので、
180mm×120mm×30mmの板を2枚張り合わせて作っています。

重量は、384.0/384.0/386.5 AVE.384.8
(表面保護のパイオランテープ、皮裏サイドシート込)

事実上、中に空間が無いので壊れないシガーボックスと言えないこともない箱です。
しかし、この箱でも、角の摩耗は避けれません。

アスファルトに胸の高さから1回落としただけでこのくらいはへこみます。

この凹みから、角の摩耗を防げないと、
いくら、箱本体が頑丈でふたが開いたりしなくても、
意味がないなと思いました。

そして、それがのちの第4世代のエッジにゴムを採用する流れになっています。
(この箱を作ったタイミングは、第3世代の時期です。)

この箱にホールソーやコアドリルで適度に穴をあけて、
重量を調整したら、かなり頑丈なシガーにはなると思います。

それと、1箱あたり、板2枚なので、コストは低いです。

以上

シガーボックスと黄金比

シガーボックスを自作しているので、
寸法・重量は自分の自由に出来る!!!
どうせなら黄金比とかにした方が、
見栄えいいんじゃないのと?計算したことがあります。

結論を言うと、今使っているシガーの
A面寸法180:120(mm)=1.5:1は、
黄金比と白銀比の中間くらいなので、
もうこのままでいっかと考えてます。

黄金比でシガーボックスを作ったら(黄金比1:1.618)
高さy 横幅x
標準サイズより大きくした場合 120 194.16
標準サイズより小さくした場合 111.25 180

白銀比でシガーボックスを作ったら(白銀比1:1.414)
高さy 横幅x
標準サイズより大きくした場合 127.30 180
標準サイズより小さくした場合 120 169.68

比較図はまた後日にでも

以上

今後、シガーで試してみたいこと(最終更新2015/4/10)

今後試してみたいこと(2015/4/10現在)

 上に書いてある事ほど、

 今現在、熱心に取り組んでいる。





・光るシガーボックス(仮名LEC:Light Emitting Cigar-box)の製作

 →目下、一番大きな目標。もうすぐ、試作器が完成しそう?



・持ちやすい、扱いやすいシガーボックス

 →試作機、製作中。



・夜に公園で練習できる静音性の高いシガーボックス

 →音が静かになるかもしれないシガーを何個か試作した。

  テスト待ち。

  ずっと、指摘されてたし、最近自分でも気づいたけど、

  きぞはこはヘンリースより静からしい。

  A面板厚の違いかな?



・部屋の中でレインボーとかしても、部屋を壊さない、

 周りに優しいシガーボックス

 →クッション付のシガーを試作したけど、

  精度悪いのでリトライ。



・分解して、コンパクトに持ち運べるシガーボックス

 →構想は出来た。夏以降に時間出来たら挑戦。



・耐久性の追求

 →最終的にはシガーは壊れないから、

  コスパいいよねって言われたい。

  永遠のテーマ

  第4世代シリーズで多少一区切り。



---------空想枠---------

・プロジェクションマッピングを利用して、柄が動くシガーボックス。



・ARシガーボックス

 シガーボックスのデザインをARマーカーにして、

 スマホ越しにシガーを見てもらって、

 何かできないか。



以上

お知らせ、略称、注意点等

1.当ブログ内ではシガーボックスの面・寸法の呼び方は、
 以下の画像に統一しています。(私が普段勝手に使っている略称に準拠)
 

2.当ブログ内に出てくるシガーボックスの寸法は、
 装飾なしの裸状態で、
 x=180 y=120 z=60(mm)で統一しています。
 製作依頼などの場合は、寸法指定(重量指定)可能です。

3.こんなシガーボックステストしてみたい等、
 面白いアイデアがあれば製作、テスト等協力致します。

4.見にくい、広告邪魔等あれば教えてください。
 ブログの種類は適当に選んだので・・・
 なんとかします。

以上